地産地消料理教室

地産地消料理教室 第6回『春キャベツ』開催レポート

今回は、春野菜の中でも身近な食材である「春キャベツ」をまるごと使いまわし、旬のおいしさを存分に楽しめる料理4品をご紹介しました。春うららかなこの日、郷土料理研究家の藤村加代子先生と奥イト先生の指導のもと、30名の参加者の皆さまとワイワイと賑やかに楽しく実習しました。

春キャベツ

春キャベツとは?

通年出回るキャベツは、泉州では毎年たくさんのキャベツを収穫しています。品種は収穫期によって異なっており「春キャベツ」と「冬キャベツ」があります。
大きな違いは葉の巻き具合。半分に切った断面をよく見ると、丸く巻きの緩いキャベツは「春キャベツ」。扁平の固い巻きキャベツは「冬キャベツ」となります。
春キャベツは、葉の厚みと甘みが特徴の冬キャベツに対して、巻きがゆるく葉と葉の間に透き間があり、野趣あふれる味わいと香り、ふんわりとしたやわらかさ、内部まで薄い緑色が特徴です。シャキシャキッとしたみずみずしさが魅力で生でも美味しくいただけます。

春キャベツカット

春キャベツの旬・食べごろ・選び方

春キャベツは、秋まきキャベツを翌年の春に収穫し新ものとして出回るものであり、旬の食べごろは3月~5月。
葉の巻きがやわらかく、弾力があり、葉が鮮やかなグリーンで全体にツヤとハリがあるものがおすすめです。カットしてあるものは、芯がみずみずしく、白く、変色やひび割れしていないものを選びましょう。軽すぎないこともポイントです。

春キャベツの栄養素

胃腸の調子を整えるビタミンU(キャべジン)や、美肌効果・免疫力を高め、風邪予防や疲労回復が期待できるビタミンCが豊富であり、腸内環境を良好に保つ食物繊維も多く含まれます。また、ビタミンCやカルシウムは外側の葉と芯の近くの葉に多いので、芯まで残さず使い切りましょう。

優れた栄養素がたっぷり詰まった春キャベツをまるごと使いまわして、
旬の味わいとエネルギーを美味しくいただきましょう!

藤村先生
本日の講師紹介

藤村 加代子  先生

郷土料理研究家。大阪の食文化研究会の幹事も務める。
自身で料理教室を開くなど、食に関わる数々の取り組みを通じて、地域の素材を生かし健康にこだわった手作り料理の大切さを提唱されている家庭料理の第一人者です。

実食!

実習が終わるとお待ちかねの試食のお時間。
良い笑顔ですね!
皆さまには、ひと足お先に春が来た
ご様子です。

参加者の声
春キャベツを一度にまるごと使え、しかも味付けがすべて違うレシピに感動しました。
春キャベツの春巻きは、簡単でその上美味しくて、コストパフォーマンスも最高です!
家ではいつもひとり黙々とするお料理も、みんなでおしゃべりしながら楽しくできで嬉しかったです。
春キャベツを煮たり焼いたりと、レパートリーが増えて良かったです。
鶏肉は苦手なのですが、この春キャベツの蒸し鶏は食べられました。コラーゲンも摂取できました♪
春キャベツを芯まで美味しくいただきました。ご飯もお供も美味しかったです。
初めての参加でしたが、先生に手取り足取り教えていただきました。また参加したいです。
ありがとうございました!

最後に全員で記念撮影!
皆さまお忙しい中お集まりくださり
本当にありがとうございました!
地産地消料理教室は継続して開催して
まいりますので、皆さまのご参加を
お待ちしています。