地産地消料理教室

地産地消料理教室 第5回『犬鳴ポーク・水なす』開催レポート

今回は、泉州特産のブランド豚『犬鳴ポーク』と高級野菜として知られる『水なす』と旬の夏野菜をふんだんに使った郷土料理4品をご紹介しました。夏真っ盛りのこの日、郷土料理研究家の藤村加代子先生と坂上明子先生の指導のもと参加してくださった19名の皆さまとで、和気あいあいと元気に楽しく実習しました。

犬鳴ポーク

豚犬鳴ポークとは?

大阪府内で唯一のブランド豚『犬鳴ポーク』。
泉佐野市の養豚農家が、繁殖・肥育・豚肉の小売まで手掛けています。
近隣の食品工場から出る残り物から独自製法で、パンなどの小麦を主体とした油分が少なく低タンパクのエコ飼料を食べさせることにより、甘みのある脂身とサシの入った赤身が特徴。
また、通常の飼育期間は生後180日間とされるところ、約40日ゆっくり飼養し220日としており、良質で臭みのない脂身とサシの入ったあっさりした豚肉になっています。

水なす

なす水なすとは?

泉州地域を代表する特産品『水なす』。
一般のなすに比べて皮が薄く、手で握ると水が滴り落ちるほど水分が多いのが特徴で、ここから水なすと呼ばれるようになりました。
主な栄養素としてポリフェノール、カリウムが有り、身体を冷やす作用があるので暑い夏に食べたい野菜です。抗酸化作用も有り、がん予防の効果もあると言われています。また、水分が多く柔らかいので介護食にも適しています。

彩り鮮やかなビタミンカラーが特徴的な夏野菜と、スタミナ抜群の犬鳴ポークを食べて
夏に負けない元気な身体を作りましょう!

藤村先生
本日の講師紹介

藤村 加代子  先生

郷土料理研究家。大阪の食文化研究会の幹事も務める。
自身で料理教室を開くなど、食に関わる数々の取り組みを通じて、地域の素材を生かし健康にこだわった手作り料理の大切さを提唱されている家庭料理の第一人者。今年、教室開業50周年を迎えます。

実食!

実習が終わるとお待ちかねの試食のお時間。

皆さま、自分の作った料理を楽しそうに
召し上がっていました。
とっても素敵な笑顔ですね!
そして、美味しそうな匂いに誘われて
今回もただお課長が遊びに来て
くれました。
あっという間に囲まれて大人気でした!

だだお課長
参加者の声
犬鳴ポークを初めて食べました。厚みがあるのにあっさりとして柔らかく、脂身少なめで
とても美味しかったです。
水なすのガクを飾りにしてその上食べられるなんて、とてもエコでオシャレだなぁと思い
ました。
冬瓜の皮を初めてむきました。とても勉強になりました。
そうめんなのにお野菜のボリューム満点でお腹がいっぱいになりました!
初めての参加でした。難しいかなぁと思っていたけれど皆さまに親切に教えていただいて楽しかったです。また参加したいです。
藤村先生の包み込まれるような優しさが大好きです!
いつも季節の郷土料理を教えていただけるので嬉しいです。次回も楽しみにしています。

最後に全員で記念撮影!
皆さまお忙しい中お集まりくださり
本当にありがとうございました!
地産地消料理教室は継続して開催して
まいりますので、皆さまのご参加を
お待ちしています。